特集・連載

一覧 伊藤勝彦の業界ウォッチ

 欧米の製薬企業の2019年度第2四半期決算を読み解くシリーズ連載。今回は「タグリッソ」「オラパリブ」「イミフィンジ」の成長や第一三共との提携などで癌領域の存在感を強めている、英AstraZeneca(AZ)社の業績について報告する。

一覧 寛和久満夫の深読み科学技術政策

 2020年4月から、専門医制度が変わって年間養成数の上限(シーリング)が設けられる。診療科と地域偏在を是正するために行われるものだが、主に研究に携わる医師もカウントされる。大学などで専門医資格を持つ人間が臨床に駆り出されることで、基礎研究や臨床研究、医師主導治験などが停滞する可能性があり、注視する...

一覧 Oncology

 PD-L1発現割合(TPS)50%以上の進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療としてペムブロリズマブを投与することは、3年以上の長期観察でも化学療法よりも全生存期間(OS)延長効果が認められることが明らかとなった。

一覧 キーワード

 SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)は、国立がん研究センターが運営する、日本初の産学連携全国癌ゲノムスクリーニングプロジェクトのこと。

一覧 In The Market

 日経BP・バイオINDEXは2019年9月上旬に470台を付けていたが、9月中旬にかけて460台に下降した。

一覧 業界こぼれ話

 2019年8月に東証マザーズに株式を新規上場(IPO)したステムリム。当初の想定発行価格は2370円から3730円(平均価格は3050円)だったものの、機関投資家の評価が芳しくなく、実際の公募・公開価格は1000円へと切り下げられた。

一覧 World Trendアジア
一覧 ベンチャー探訪

 人間の体内で最大の臓器は何か。それは、全身にある約37兆個の細胞に酸素や栄養素を運搬している血管である。中でも血管の95%を占めているのが毛細血管だ。全ての毛細血管をつなぐとおよそ10万kmに達し、その長さは地球2周半分に相当する。あっと(大阪市)は独自開発したマイクロスコープを使って、毛細血管を...

一覧 審査報告書を読む

1. 初めに 2019年3月26日、ノバルティスファーマは「キムリア点滴静注」(チサゲンレクルユーセル)の製造販売承認を取得した。効能、効果または性能(一部略)は、「再発または難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)と、再発または難治性のCD19陽性のびまん性大細胞型B細胞...

一覧 リポート

 2019年9月に財務省が集計した各省庁の2020年度概算要求の総額は、過去最大の104兆9998億円となり、2019年度の概算要求額(102兆7658億円)を2兆2340億円上回った(2.2%増)。また2019年度当初予算(101兆4571億円)と比べても3兆5427億円の増額要求(+3.5%)と...

一覧 特集

 国内大手の製薬企業が、こぞって核酸医薬の研究に乗り出していることが本誌の取材で明らかになった。

一覧 オンライン閲覧TOP15

2019年9月3日から2019年9月13日までの閲覧数に基づき作成した(本誌に掲載しているオンライン閲覧TOP15を掲載しました)。

一覧 編集長の目

 「ああ、ここまで来ちゃったんだ……」 島津製作所など8社が取り組んでいる「COTO LABOコンソーシアム」を取材した際、思わず吐息が漏れました。

一覧 主要バイオ特許の登録情報

 一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2019年9月11日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の登録情報を以下に掲載します。

一覧 主要バイオ特許の公開情報

 一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2019年9月12日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の公開情報を以下に掲載します。

一覧 小崎J太郎のカジュアルバイオ

 “深層学習(ディープラーニング)といえば画像認識”のイメージが強い。遺伝子解析に、潜在的な能力が期待できる深層学習を利用したくても、非画像データである遺伝子データではそれが難しかった。そこで、非画像データを画像データに変換する方法「DeepInsight(ディープインサイト)法)」が開発された。人...

一覧 飯島歩の特許の部屋

 医療の世界にも情報通信技術(ICT)が深く入り込んでいる現在、技術の保護に当たり、特許権だけでなく、著作権を意識することの重要性も増してきた。しかし、知財の仕事をしていると、そもそも、特許権と著作権はどう違うのかよく分からない、という話をよく聞く。両者は全然違うのだが、今回は、細かな法律論ではなく...

一覧 パイプライン研究

 糖尿病はインスリン作用不足による高血糖が持続することで臓器障害を引き起こす代謝性疾患だ。1型糖尿病はインスリンを作る膵臓β細胞が破壊される自己免疫疾患。世界では新規に13万2600人(2017年)の15歳以下の小児や若者が1型糖尿病を発症している。1型糖尿病の発症原因は分かっていない。他方、2型糖...

一覧 バイオイメージング最前線

 創薬標的分子として重要なG蛋白質共役型受容体(GPCR)のG蛋白質の活性化機構を、技術革新が著しいクライオ電子顕微鏡を用いて解明した論文発表の成果を、今回紹介する。2019年6月に日本と米国の共同研究グループでこの成果をNature誌にて発表した論文の筆頭著者である加藤英明氏は、5年近く在籍した米...

一覧 シリーズ◎あなたの知らない“血液”の世界

 血液疾患治療は新薬が続々と登場したことで新たなステージに突入した。さらに遺伝子操作などの最先端技術は、血液細胞を“改造”することで、新しい治療法を生み出し始めている。血液に関連した最新技術を紹介する。

一覧 「爆買い」が生まれる必然──中国医薬品マーケティング

 1日にして新宿のマツキヨ店舗から、12種類のアイテムが商品棚から消えた。2017年に出されたWeChat(微信:中国最大の対話アプリ)の記事「日本のドラッグストアで買うべき『12の神薬』」が火付け役となって一気に口コミが広まり、その日のうちにその該当アイテムが全て売り切れとなったのだ。

一覧 再生・細胞医療 産業化に向けた道標

第1回の連載では、再生・細胞医療と遺伝子治療の国内外の開発動向を紐解きながら、グローバルにみると遺伝子治療が先行していることを述べた。その上で、再生・細胞医療においては、(短期ではなく)中長期的な実用化を見据えて、計画的かつ機動的な投資が必要であると述べた。第2回では、根本治療という切り口で再生・細...

一覧 ボストンで朝食を

 私は、Cutaneous Biology Research Center, Massachusetts General Hospital, Harvard Medical Schoolで講師を務める川上聡経と申します。私は、子供の頃から英語が好きで、海外に憧れてきました。大学院に進学してから、もう...

一覧 キーパーソンインタビュー

 大手製薬企業の中で、スイスNovartis社は遺伝子治療の研究開発に熱心な企業の1つだといえるだろう。2017年8月には、米国でキメラ抗原受容体T細胞(CART)療法「キムリア点滴静注」(チサゲンレクルユーセル)の承認を取得し、2018年4月には、脊髄性筋萎縮症(SMA)を対象にアデノ随伴ウイルス...

一覧 谷本佐理名の“FDAウォッチ”

 欧州医薬品庁(EMA)が承認した薬剤を、必ずしも米食品医薬品局(FDA)が承認するとは限らない。そして、その逆もまたしかり――。

一覧 厚労行政を斬る

 新薬開発や承認審査、市販後の安全対策の各場面において、当然ではあるが、患者や医療現場の視点が、これまで以上に重要になっている。近年は、患者中心の医療、Patient Reported Outcome(PRO:患者報告アウトカム)など、患者を医療の主役に置き、患者からの訴えを医薬品の評価等に生かす試...

一覧 橋本宗明の半歩先読み

 皆さま、こんにちは。編集委員の橋本宗明です。今年4月から、日経バイオテクの編集委員と日経ビジネスの編集委員を兼務することになり、それ以前よりも取材、執筆の機会が増えているように感じます。一方で、日経バイオテクONLINEメールをリニューアルした結果、日ごろの取材を通して私自身が感じたことなどをお伝...

一覧 キャリアアドバイザーの業務日誌

 「私の専門領域のプロジェクトが終了することになって……居場所を失ってしまうんです」――切羽詰まって転職相談に訪れたMさん(30代後半・女性)のご経歴を拝見した当初、私は「苦戦を強いられるだろう」と考えた。Mさんは大学の研究室で、再生医療技術を使った製品の臨床研究を手がけてきた方。民間企業で働いた経...

一覧 日本と米国のビジネス戦略考

 2018年度、新規上場(IPO)したバイオ企業のうち、最も注目を集めたのは米Moderna Therapeutics社だった。同社は、核酸医薬の一種であるmRNA医薬を創薬、開発するバイオ企業である。09年の創業からIPOに至るまで、提携や直接投資を通じ、26億ドル(約2800億円)超を獲得。20...

一覧 機能性食材研究

 夏が旬のオクラ(学名:Abelmoschus esculentus)を取り上げる。英語では、オクラの呼称の由来である「okra」の他に「lady’s finger」とも呼ばれる。アオイ科トロロアオイ属であるオクラは、莢(さや、果ともいう)が食される。古代からエジプトで栽培されていたとされ、オクラの...

一覧 研究室探訪

 臓器チップは、ヒト臓器由来の各種細胞の機能を維持させたままチップに載せ、医薬品候補化合物のスクリーニングを行うものだ。オルガン・オン・ア・チップ、人体模倣システム(MPS:Microphygiological System)などとも称されており、本稿ではMPSと表現する。

一覧 本村聡士の台湾バイオ最前線

 「台湾バイオテク企業」と聞くと、台湾に登記された台湾籍の企業だと思う方が大半だろう。しかし、必ずしもそうとは限らない。台湾バイオテク企業と呼ばれる企業の中には、ケイマン諸島(カリブ海の西にある3つの島)に持ち株会社を設立し、その下の台湾子会社に本部機能を持たせて事業活動をしているケースも少なくない...

一覧 国際アグリバイオ事業団

(編集部注)この記事は、国際アグリバイオ事業団(ISAAA)によるアグリバイオ最新情報【2019年5月】から話題を抜粋し、日本語訳を掲載したものです。抜粋していない全文はこちらをご覧ください。

一覧 日経バイオテクONLINEメール

 皆様、おはようございます。日経バイオテク副編集長の野村です。ついに、あの薬が出てきました。スイスNovartis社の脊髄性筋萎縮症(SMA)の遺伝子治療薬、Zolgensmaです。

一覧 フロンティアの景色

2018年11月、東京大学大学院薬学系研究科社会連携講座「ITヘルスケア」(今村恭子特任教授)が立ち上がった。被験者募集や医薬品開発受託機関(CRO)などの事業を手掛ける3Hホールディングス(東京・豊島、安藤昌代表取締役)と、ネオファーマジャパン(東京・千代田、河田聡史代表取締役)との共同研究により...

一覧 森田弁理士の特許“攻防”戦略

 本稿では、ノウハウとして秘匿化すべき技術について、発明の秘匿化と特許化を達成する新しい戦略を提案する。この戦略は、特に再生医療のようなノウハウが技術の中心となる分野において、必須の戦略となる。この戦略はまた、法改正によって新設される特許侵害訴訟における立ち入り検査を有効とする意味で、画期的な戦略で...

一覧 医療機器市場最前線

 医療機器の事業を運営していくときに、単純にCTやMRIといった機器を製造販売するだけにとどまらず、そこから生まれるデータを活用したビジネスが求められるようになっている。GEヘルスケア・ジャパン(以下、GE)は2019年4月10日、成長戦略発表会を開催した。顧客に販売した超音波の位置情報を解析して、...

一覧 若手研究者の肖像

 どのようにゲノムから遺伝子が読み取られ、いつどこでどのぐらいの量の遺伝子(形質)が発現するのか――。ヒトゲノム解読から20年近くたつ今も、遺伝子発現制御の仕組みはその一端しか解明されていないのが実情だ。そんな複雑な遺伝子発現制御の仕組みを解明し、活用しようと取り組み続けているのが、大阪大学大学院医...

一覧 合成生物学の最前線

 Spiber(山形県鶴岡市、関山和秀代表執行役)は、合成生物学を利用し、クモ糸などの構造蛋白質の配列を組み換えて新規素材を開発するベンチャー企業だ。2018年11月には、微生物を培養して組換え蛋白質を商業生産する工場を、タイの工業団地に建設すると発表。同工場では、年間数百t規模の組換え蛋白質の製造...

一覧 遺伝子組換え作物・食品を巡る世界各地の動き2018

 長年にわたって、世界各国の遺伝子組換えに関する技術、政策、産業の動向、社会の反応を詳細にウオッチしてきた元・油糧輸出入協議会参与の緒明俊氏による、2018年の世界各地における遺伝子組換え作物・食品をめぐる動向のリポートを、短期集中連載としてお届けする。第5回は最終回として、アフリカ編と国際機関編と...

一覧 機能性食品メール
一覧 GreenInnovationメール

 GreenInnovationメールは今回を最後とさせていただきます。最後も、技術革新と“確信”しておりますゲノム編集技術の話題を提供します。

一覧 バイオエコノミー──日本が選択すべき道──

 欧州委員会は、2012年に策定したバイオエコノミー戦略の5年間を振り返り、本戦略の成果と課題を分析した上で、2018年10月、新たなバイオエコノミー戦略を発表した。本稿では、更新されたバイオエコノミー戦略の内容から、欧州バイオエコノミーの動きを把握するとともに、現在、統合イノベーション推進会議で検...

一覧 バイオ村の住民投票

 日経バイオテク編集部では、2017年9月18日から22日にかけて、第4回バイオ村の住民投票と題して、読者を対象に2018年のノーベル生理学・医学賞、ノーベル化学賞の受賞者に関する調査を実施した。有効投票数は114票。

一覧 検証 企業価値

 眼科領域にフォーカスした参天製薬のビジネスモデルは、様々な提携を通じて得た全身薬を点眼薬へ展開する「ネットワーク創薬」であり、革新的な医薬品を自社から創出できているわけではない。ただしその企業価値は、他の製薬企業とは異なる観点で評価すべきだろう。革新的な医薬品により利益が大きく成長する可能性は低い...

一覧 新春展望2018

 ライフサイエンス・ヘルスケア業界にとって、今ほど、大きな変化に直面している時代は、かつてなかったのではないでしょうか。

一覧 シリコンバレー創薬騒動

 よく知られていることと思いますが、こちらではいわゆる夜の飲み会的なものは、ゼロではないものの、めったにありません。会社にゲストを迎えた場合にはグループでディナーを共にする場合もありますが、夜にいっしょに飲むというのは通常プライベートでもかなり親しい間柄でのことで、単に会社の同僚であるというだけでは...

一覧 アクテムラと我が研究人生

 自己免疫疾患は遺伝的素因に環境要因が加わり発症するといわれているが、治療の進んだ今日においても根本的原因はなお不明である。とはいえ、アクテムラが関節リウマチ患者に対して著明な臨床効果を発揮することから、IL6というサイトカインが関節リウマチなどの自己免疫疾患の発症、病態の進展に主要な役割を演じてい...

一覧 新春展望2017

癌は悪性新生物と呼びますが、非常にうまい呼び方だといつも感動しています。癌は体内という環境の中で適応することを目指して短時間に進化する、まさに1つの生物のようです。以前、癌細胞は単一のクローンが単純に分裂して増殖するものとシンプルに考えられてきました。しかし細胞単位の遺伝子変異の研究が進むにつ...

一覧 今日から変える!知財との付き合い方

 連載最終回は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の創薬支援ネットワークの中心的な創薬支援事業である創薬ブースターを紹介する。創薬支援ネットワークはAMED設立に先駆けて2013年5月16日に開始された国の新しい取り組みである。設立当初は医薬基盤研究所(現 医薬基盤・健康・栄養研究所)...